お米の保存方法って、皆さんはどうしていますか?
「買ってきた袋のまま、キッチンのシンク下に置いている」という方が非常に多いのですが、結論から言えば、その置き方がお米の味を落とす最大の原因に他なりません。
どれだけ良いお米を買っても、保存場所を間違えると数週間で一気に風味が落ち、最悪の場合は虫が湧いたりカビが生えたりします。現実として、お米の劣化に気づかないまま「このお米、あんまり美味しくないな」と勘違いしているケースが本当に多いのです。
お米は野菜と同じ「生鮮食品」です。正しく扱えば、時間が経っても驚くほど美味しさをキープできます。
■一番やってはいけない場所:シンクの下とコンロの横
まず避けるべきなのが、湿気がこもりやすいシンクの下や、温度が上がりやすいコンロの周辺です。
お米は水分を吸いやすい性質があるため、湿度の高い場所に置くとカビの原因になります。また、温度が高くなるとお米の酸化が急激に進み、パサつきや臭みの原因になります。買ってきたビニール袋には、実は目に見えない小さな空気穴が開いているため、そのまま置いておくと周囲の臭いや湿気をどんどん吸い込んでしまうのです。
■お米が一番喜ぶ特等席:冷蔵庫の野菜室
じゃあどこに置けばいいのかというと、結論、冷蔵庫の野菜室がベストです。
お米にとっての理想の環境は、15℃以下の涼しくて暗い場所。野菜室は温度と湿度が適度に保たれているため、お米の酸化を遅らせ、美味しさを長持ちさせるにはこれ以上ない場所です。
■どうやって入れるか(地味に効く道具)
袋のまま野菜室に突っ込むのはスペース的にも難しいですし、密閉できないのでNGです。
おすすめは、使い終わったペットボトルや、ジッパー付きの保存袋に小分けにして入れること。これなら場所も取りませんし、空気に触れにくいのでお米の鮮度をガッチリ守れます。ペットボトルに移すときは、100円ショップのじょうごを使うとこぼさずに作業できて楽ですよ。
■まとめ
お米の美味しさを決めるのは、ブランドや炊飯器の性能だけではありません。「どこに置いておくか」という、ちょっとした管理の差で驚くほど味が変わります。
買ってきたらすぐに小分けにして冷蔵庫へ。これだけで、毎日食べるご飯のポテンシャルを最後までしっかり引き出すことができます。
